4月の玉葱を使ったおすすめ料理

新玉葱と豚ロースの塩麹漬け

玉葱には血液サラサラにする効果がある事は有名ですがオリゴ糖も含まれており、塩麹に含まれる乳酸菌と共に腸内環境を整えてます。
また豚肉に多く含まれるビタミンは玉葱と一緒に食べると吸収が相乗効果により高まり、美肌や老化防止といった効果も有ります。
何かと体調を崩しやすい季節の変わり目にピッタリのレシピ。しっかりと栄養補給してエネルギーチャージ♪
新玉葱の柔らかい食感と調味料いらずの塩麹、漬け込みさえすれば簡単なので是非作ってみて下さい。
 

 
<材料>2人分
・新玉葱 1個
・豚ロース(トンテキ用)2枚
・塩麹 適量
・酒、油 適量量
・イタリアンパセリ(ルッコラ等でもOK) 適量
 

<作り方>

1)新玉葱を4つに輪切りにする。
 
2)豚肉の両面を筋切りし、焼いた時に反り返らないように側面上下4箇所に切り込みを入れる。(写真参照)
 
3)玉葱、豚肉、両面にスプーン等で塩麹をたっぷり塗り込み、豚肉を玉葱で挟むようにしてトレーに並べてラップをし、冷蔵庫で4〜5時間寝かせる。
 
4)焼く5分程前に3)を取り出しておき、キッチンペーパーなどで表面の余分な水分を軽く取っておく。
 
5)フライパンに油を敷き、やや強火で豚肉と玉葱の両面にしっかりと焦げ目をつける。
 
6)酒を振りかけて蓋をし弱火で2〜3分蒸し焼きにする。
 
7)イタリアンパセリと一緒に盛り付ける。
 
☆ポイント
玉葱に含まれているタンパク質分解酵素と麹菌に含まれている酵素のひとつプロテーゼがお肉を柔らかくしてくれます。
ラップはなるべく空気が入らない様にピタッと被せる事で味が浸透しやすくなり、玉葱で挟む事によってよりお肉を柔らかくしてくれます。
 

 
料理研究家 長尾涼子
「家族がよろこぶごちそう」をコンセプトにレシピ開発。子育て経験を活かした、誰もが作りやすく栄養バランスのよいレシピを得意とする。
 
「玉葱がメインの料理とは?」と聞かれると、なかなかすぐに答えられる料理が浮かびにくいかもしれません。でも考えてみると、代表的な美味しい料理には玉葱が使われていることがとても多い気がします。カレーやハンバーグ、酢豚など、まだまだいろいろあります。もちろん我が家でも何かと玉葱の出番が多く、年中常備しています。

また玉葱は体にも良く、消化液の分泌を促し新陳代謝を盛んにする働きや、血液をサラサラにし高血圧や糖尿病などに高い効果が有ったり、ビタミンB1の吸収を促す働きもあるなど良いことづくしです。
そんな万能な野菜である玉葱の美味しさを引き立て、身近な食材を使い誰でも簡単に作れるそんなレシピを提案出来ればと思っています。